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お米が高い・・

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皆様、いかがお過ごしでしょうか?株式会社アプライです。

新年度が始まり、街もフレッシュな空気に包まれる季節ですね。私たちの現場でも、新生活を迎えるご家庭への家電搬入が増えるシーズンで、毎日フル稼働の日々を過ごしています。

そんな中で、最近お客様との会話でよく出てくる話題があります。それは「お米の価格が上がったよね……」というもの。実は、私自身もスーパーで手に取った米袋の値段に「おっ?」と二度見してしまいました。

今回はそんな「お米の価格高騰」について、私たちの視点から見る現状と、それにどう家電が役立つかをお話ししていきたいと思います。

■お米の価格、なぜ上がっているのか?

農林水産省の発表によると、2023年から続く天候不良、特に夏の高温と少雨によってお米の収穫量が全国的に減少したのが大きな要因です。加えて、肥料や燃料などの生産コストも高騰し、農家さんの負担が増加。それがじわじわと市場価格に反映されています。

特に2024年に以降は、全国平均で1kgあたりの米価が前年比で2割以上上がったというデータも出ています。家計を預かる皆さまにとって、決して無視できない変化ですよね。


■「お米をムダにしない家電」でしっかり節約

では、そんな時代に私たちはどう対応すればよいのでしょうか?
配送業者として数多くの調理家電をお届けしてきた立場から、**「賢くお米と付き合う家電」**をいくつかご紹介します。


【1】精米機 〜玄米を安く買って、自宅で精米〜

最近、地味に人気が出ているのが家庭用精米機です。実は、玄米は白米よりも安く売られていることが多く、自宅で精米することでコストを抑えることができます。

さらに、精米したてのお米は香りや甘みが際立ちます。配送先のお客様にも、「精米機を買ってから、同じお米でも炊き上がりが違う気がする」と言われたことがあります。

加えて、分づき米(5分づき・7分づきなど)にして、栄養を残したまま食べられるのも魅力。健康面と経済面の両方で“おトク”な家電なんです。


【2】高性能炊飯器 〜少量でもしっかりおいしく〜

高価格帯の炊飯器には、**「少量炊き専用モード」「真空保温機能」**が付いているものがあります。お米の値段が上がっている今、「炊いたお米をムダにしない」という考え方がとても大事です。

私も数年前に買い替えたのですが、古い炊飯器に比べて冷めてもおいしい・保温してもパサパサしないというのは本当にありがたいです。最近では、糖質カットモード玄米・雑穀米モードなど健康志向の機能も増えています。

結果的に、無理にたくさん炊いて食べきれず捨てる、というムダを減らせるのが、今の高機能炊飯器の強みだと思います。


【3】冷蔵庫・冷凍庫 〜炊いたお米は冷凍で保存〜

「お米が高いから」といって、食べる量を減らしすぎるのも健康には良くありません。そんなときに活躍するのが、冷凍保存のための家電活用です。

最近は、冷凍機能が強化された冷蔵庫が多く、炊いたご飯を1食ずつラップで包んで冷凍→電子レンジでチンという流れがスタンダードになっています。配送先のお客様にも、「週末にまとめ炊きして、冷凍庫でストックしてる」という方が増えてきました。

また、家庭用の小型冷凍庫を追加で購入されるご家庭も多く、冷凍ご飯以外にも冷凍野菜やふるさと納税の冷凍食品などを一括で保存できるのも魅力ですね。


■現場の“お米あるある”

現場で家電を設置していると、いろんな生活スタイルが見えてきます。特に印象的だったのは、あるご高齢のご夫婦が新しい炊飯器を導入された際に話してくれた言葉です。

「お米が高いからって、おいしく食べられないともっともったいないと思って。だからこの炊飯器にしたんよ」

…すごく共感しました。食事は日々の元気の源ですし、「安く済ませる」よりも「ムダにしないように工夫する」ことが、今の時代には求められているんだと改めて感じました。


■さいごに

お米の価格高騰は、私たちの生活にじわじわと影響を与えています。でも、だからこそ、家電を上手に使ってムダなく、おいしく、健康的に食べる工夫が大切だと私は思います。

私たちの仕事は、単に家電を運ぶだけではなく、こうした生活の変化に寄り添い、快適な毎日をサポートすることです。今後もお客様の「暮らしを支えるパートナー」として、ひとつひとつ丁寧に、そして誠実に現場と向き合っていきます。

来月もまた、現場のリアルな視点でお届けしていきますので、どうぞお楽しみに!

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